谷川流足圧とは
谷川流足圧とは
我が国における健康法に古くからある技術として、『あんま』『指圧』『整体』等の技法があります。仏教の伝来以降日本の各地に禅僧によってもたらされたと言われています。
『谷川流足圧』もまさに日本が発祥です。数百年前、福井県永平寺の修行僧が修行で疲れた体をほぐしあう時に、修行で合掌した手を使わずに足を用いたとの口伝があるとのことです。
その口伝には、現在は奥三河のお祭りの中で、鬼(昔から信仰の対象の神であり、ここでは鬼)が村人の体を足で踏みつけ(足圧)で治す風習も表現されています。
それらを現代風に『アレンジ』し、治療としてでなく、病気に至る前に未然に防ぎ、健やかな生活を送れるよう、未病医療に役立てるべく完成させたのがこの『谷川流足圧』です。
谷川流足圧は踏むことだけに特化し、約29年間技術の追求を行ってきました。
『踏まれる』と聞くと、『怖い』や『痛い』というイメージを持たれる方もいるかもしれませんんが、それら足のデメリットを全く感じさせず、まるで手を使うかの如く『気持ちよく』ほぐしていくのが『谷川流足圧』です。
足の使い方や、施術箇所など全て合わせると足技は50種類以上はあります。
ここでは代表的な足の使い方を3種類だけご紹介させて頂きます。
【足の面】
足裏全体の面を使って、踏みほぐしていきます。手では決してかける事のできない圧をかける事ができます。手の3~7倍もの圧力をかける事ができ、関節を緩め、矯正しやすい事が最大のメリットです。鋭い痛みがありませんので、揉み返しが心配な方や、揉み返しが起きやすい箇所に使用します。
【足の側面】
足の側面を使います。面圧よりも鋭くほぐす事ができ、筋肉が厚い箇所や凝りが強い箇所などに側面を使います。体の芯を効率良くほぐしていく事ができます。
【足の点】
親指の指先を使用します。指圧のような鋭い圧を一転に集中してかける事ができます。腰や足裏など筋肉が硬くなりやすい箇所に使用します。凝りが強い方や手技では満足されない方には是非、体験して頂きたい『点』です。